看護師さんの名前札は見えない
看護師さんの白衣についている名前札。
そもそも患者さんとしては、看護師さん相手には医師に比べて名前を知ろうという意識が薄いこともあり、あまり気にしたことはないかもしれませんが、病院で働く看護師さんの名前札には、ある共通点があります。
それは、「見えない」こと。
これはどういうことかというと、看護師さんは処置室で行うまでもない簡単な処置に使う道具、例えばテープやハサミなどはいつも持ち歩いていますよね。
ペンなどはポケットにたくさん立ててあるため、白衣が一部インクで汚れている人も多いです。
そしてクリップや輪ゴム。これらはその小ささからポケットに入れておくのは不便なため、名前札にたくさん挟んでおいたり、巻きつけたりしているのです。
だから、肝心の名前の部分などは全く見えない人がたくさんいるんですね。
名前札の顔写真は、その人が看護師デビューした時に撮った初々しい顔のものが多く、恥ずかしがる人も少なくありません。
これらクリップや輪ゴムは、顔写真を隠すのに実は好都合なアイテムなのかもしれませんね。